ABCDBLOG・ヒマナトキヨウノヨミモノ

小説家ABCDが注目するあれこれについて短くコラムやエッセイを書いています。面白い、楽しいものばっかり・・・のはずです。

日本の鉄道に注目!(5) 【駅名について・その3】

駅のある場所を示していない駅名

前回の続きです。駅のある場所を示していない駅名として、ここでは東急東横線の都立大学駅と学芸大学駅をとりあげます。両駅とも駅のそばにそんな大学はありません。

かつては駅の近くにそのような名前の大学があったみたいですが移転してなくなってしまいました。大学が移転したあとも駅名はほったらかしだったということでしょう。昔は駅名が駅のある場所を示していたものの今は示していないもの、と言えます。

都立大学駅は中根駅、学芸大学駅は鷹番駅

ちなみに、都立大学という大学は移転後に名前を変更して現在は首都大学東京という名前で東京都八王子市に存在しています。都立大学駅という駅名が生き残ったことも原因でしょうが、首都大学東京の名前が浸透しないため、都立大学のほうがよかったとか、都立大学に戻してほしいとか、大学名に対する不満が学生などの間でずっとくすぶっていたようです。就活中の学生がリクルーターに大学のことをわかってもらえないなどの不便もあり、そこでとうとう都知事が決断して2年後にもとの都立大学に名前を戻すと最近決まったそうです。

大学が移転したときに駅名を地名に基づく「中根駅」などに変更しておけばよかったのです。都立大学という言葉を死語あるいは古語にしておけばこんな面倒な、ムダなことにはならなかったんじゃないかと私は思います。

一方、学芸大学駅のほうは、大学が東京学芸大学という名前で今も東京都小金井市に存在していますし、学芸大学駅は学芸大学付属高校の最寄駅でもあるので都立大学駅とくらべると駅名変更の必要性は低いかもしれません。しかし私は、できることなら地名に基づく「鷹番駅」などに駅名変更するべきだと思っています。地方から東京の大学を受験するために上京してきた受験生が学芸大学ってここにあるんだと勘違いで安心して、会場の下見をしなかったら受験当日に大慌て、なんてことが起きかねませんから。

微妙なケース

ここまでは、昔は駅名が駅のある場所を示していたが今は示さなくなってしまったもの、の例です。場所の変化に合わせて駅名も変化させるべきだったのに変化させなかったため困る場合もあるということです。

逆に、昔は駅名がその場所を示していなかったがあとになって示すようになる、というケースもあります。示すようになったんならいいんじゃないの、ではなく微妙ゆえ、これがもっとも困ります。駅名が変化しなくても場所のほうが変化しておかしくなる場合があるということです。

具体的には横浜駅のことです。詳しくは次回書きます。

 

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