ABCDBLOG・ヒマナトキヨウノヨミモノ

小説家ABCDが注目するあれこれについて短くコラムやエッセイを書いています。面白い、楽しいものばっかり・・・のはずです。

日本のアイドルに注目!(7) 【AKB48唯一の大学院生、武藤十夢について・その3】

総選挙の順位の目安となる、速報発表

前回の続きです。AKB48の総選挙においては、投票期間初日の夜に速報といういわゆる中間発表が行われます。速報には最終的な結果がどうなるかの予想とか目安程度の意味しかありませんが、低いよりも高い順位のほうがいいのは間違いありません。

投票開始直後の票数で決まるものなのでそのメンバー1推しファンの票の割合が高く、2推し3推しファンが多いベテランメンバーなどは速報の順位が低めになる傾向があります。そのため意外なメンバーが意外な順位で呼ばれて悲喜こもごも、様々な表情を見せられます。

2018年の速報発表はその日の劇場公演が終わったあとのAKB48劇場で行われ、その様子はニコニコ生放送で配信されました。武藤十夢の姿もそこにありました。

武藤十夢と速報発表

速報の発表中、ステージ上には発表ボードとその日の公演を終えたばかりのメンバーが全員立っています。武藤十夢も観客席のファンもみんな一緒に発表を見ることになります。

武藤十夢は2016年の総選挙で10位になりましたが速報は20位でした。2017年に立候補しなかったことでファンが離れ、もしかすると2018年は票が激減しているかも、という不安があったようです。

速報発表がはじまりました。120位から1人ずつ、所属、名前、票数が読みあげられていきます。

いよいよ前回出馬したときの順位あたりが発表

「第21位、AKB48チームA、横山由依、10296票」

「第20位、NGT48チームNⅢ、山田野絵、10302票」

「第19位、NGT48研究生、中村歩加、10531票」

前回の総選挙で7位だった総監督横山由依が21位で呼ばれました。武藤十夢は前回出馬した2016年の速報順位と同じ20位までに名前が呼ばれず、ずっと後輩の、地方グループの若手メンバーの名前が続けて呼ばれました。

武藤十夢の近くには大ベテランの峯岸みなみもいましたが、峯岸みなみも呼ばれていませんでした。若手に押されっぱなしの峯岸みなみは昨年に続いて2年連続速報圏外、つまり120位以下を覚悟していました。武藤十夢も速報圏外の可能性を無視できませんでした。しかし。

「第18位、AKB48チームK、武藤十夢、10671票」

速報とはいえ、過去よりも高い順位で名前が呼ばれました。このとき武藤十夢はステージ上で短く大きめに息を吐き、本当に怖かったんだろうということがはっきり伝わってくる表情を見せました。このあとも発表は1位の荻野由佳が呼ばれるまで続きました。

速報で18位なら最終的に選抜16位以内に入る可能性は充分にあります。目標の7位以内だってないとは言い切れません。逆に最終的に圏外になってしまう可能性は、すでに1万票以上獲得したのでほぼ消えました。

ファンは武藤十夢を見捨てていなかったのです。気象予報士の試験に落ちても落ちてもあきらめずにがんばり続けている武藤十夢からファンは離れませんでした。その夜、武藤十夢はSHOWROOMで涙を流しました。めったに泣いたりしない、本来は強い武藤十夢が目を手で隠して泣いていました。恐怖から解放されたこととずっと応援し続けてくれるファンのありがたさを知ったよろこびが混ざった涙だったように私には見えました。

(この記事終わり。(8)は予定を変更して、速報発表のあとの涙つながりで峯岸みなみについて。岡田奈々についてはまた別の機会に)

 

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